『からだの対話の場をひらく 2025』

2023年10月~24年6月に実施した『からだの対話の場をひらく』の第2弾です。今回は墨田区のアートプロジェクト「隅田川 森羅万象 墨に夢」参加企画として、2025年9月~11月にワークショップ、12月にパフォーマンス等を行います。

■ワークショップ参加者募集!

家族や子ども、パートナーや友人、仕事や活動の場など、他者と『ともに暮らす』ときに感じる「疲労と回復」をテーマに、ワークショップを行います。

他者との違いから生まれる不安や緊張は、素直に言葉にし難いからこそ、無理をすることで疲労が生まれます。そしてそれは、お互いに感じていることだとあらためて意識するところから、自分だけではなく「他者とともに回復すること」に取り組んでみます。

■内容
当事者研究の手法をもとに、プロジェクトメンバーの実生活のエピソードを皆で聞くことから始めます。そして参加者それぞれの経験も重ねながら、他者と『ともに暮らす』ときに感じる「疲労と回復」について、言葉やイメージを共有していきます。

次にダンスのコンタクト・インプロビゼーション(CI)のワークを通じて、他者とともに動くときに、どのような感覚・感情が「からだ」や「非言語」として表れてくるのか、皆で共有します。
最後は12月に向けて、プロジェクトメンバーが葛飾北斎の『日新除魔図』をヒントに取り組む「日々の習慣として、からだを意識し直す動き」を、皆で体験します。

『日新除魔図』は北斎が83歳のとき、自身を苦しめていた悪孫の厄除けをきっかけに、獅子や獅子舞などを日課として描いたものと言われています。
日々の疲労と、回復につながる「習慣としての行為」が、他者とともに新たな気づきを得る時間になることに興味がある方の参加を、お待ちしています。

■日時
①木曜コース (14:00-16:00):9/11(木)、25(木)、10/16(木)、10/23(木)、11/20(木)、11/27(木)
②日曜コース (13:30-15:30 / 16:00-18:00):9/14(日)、10/19(日)、11/16(日)
*各コース「2時間×6回」の『通し受講』の申込を優先します。

■会場 すみだ生涯学習センター (ユートリヤ)
(墨田区向島2-38-7)
【アクセス】東武曳舟駅「東武伊勢崎線・東武亀戸線」、 京成曳舟駅「京成押上線」徒歩7分

■講師:上本竜平、寺社下茜

■料金:18,000円/通し受講、3,500円/単発受講

■定員 各回15名程度 ※通し受講優先

■お申込方法
以下リンク先の申込フォームに必要事項を入力の上、送信ください。フォーム受領後、受講料の振込先のご案内をメールにてお送りいたします。ご案内メールが届かない場合は、お手数ですが aapajp@gmail.com までお問い合わせください。
【お申込フォーム】https://forms.gle/cVFiv3QdvtB1D9qb8
*『通し受講』申込期限:【9/3(水)】
* 9/4(木)以降も、各回の定員に達するまで『単発受講』の申込を受け付けます。

■お問合わせ先:aapajp@gmail.com

プロジェクトメンバー

AAPA代表。1980年生まれ。舞台の企画・創作・演出、日の出町団地スタジオの講師の他、様々な場所でダンス経験や障がいなどの有無に関わらず、からだを通じて気づきを広げる場づくりに取り組んでいる。
AAPAメンバー。ダンサー、ダンス・ボディワーク講師。1983年生まれ。英国ミドルセックス大学ダンス学部卒。桜美林大学非常勤講師。2年前に東京から千葉へ引越し、出産を経て、踊りと暮らしをつなぐ実践を探求中。
寺社下茜
1996年生まれ。紛争解決への関心を出発点に、先住民文化や実践者から学び、身体と社会、生態系、見えないもののあいだにあるダンスを探究。古民家暮らしをしながら、通訳や企画を通じて多様な場づくりに関わる。

主催: AAPA、「隅田川 森羅万象 墨に夢」 実行委員会
共催:墨田区
協賛:東武鉄道株式会社
※「隅田川 森羅万象 墨に夢」実行委員会 事務局は(公財)墨田区文化振興財団が担っています。