一年の始まりに、からだの構造から生み出されるシンプルな「動きの型(からだの使い方)」を丁寧に確かめて、型を基準に「変化しながら繰り返す」ことに意識を向けていきます。(参考note:「型」と「インプロ」)
スタジオのクラスが初めての方、ひさしぶりの方には「基礎を集中的に学ぶ」きっかけに、クラスに定期的に参加している方には「基礎を通じて変化を感じる」機会になれば、嬉しいです。ダンスの経験はなくて大丈夫です。各回、単発での受講も可能なので、年始のこの機会にぜひご参加ください。
同じ場所を「ふむ」ことを続けること、離れた場所にからだを「おく」ことをテーマに、シンプルな動きを繰り返すことで生まれる実感、引き出される経験、浮かんでくる想像などを言葉にしながら、深めていきます。ときに短い音、声の響きに身をゆだね、参加者ひとりひとりの異なるからだを見つけていきます。2日間ともに同じ内容に取り組みます。
「呼吸を意識しながら動き続けること」を通じて、勢いで動かずに「からだに伝わる動きの流れ」に馴染ませるところから始めます。からだの内側の皮膚・内臓・骨などから受け取る質感を、床や空間、他者や自身のイメージなど「外側にあるもの」と重ねることで、新たな感覚や動きの気づきにつなげていきます。
▼各回のテーマ
4日:皮膚(深さと触感)
5日:内臓(流れとこころ)
6日:骨(姿と眼差し)
CIは他者に触れることから、からだの重みや質感、バランス感覚、重心や力のつながりに意識を向けて、相手との間に生まれる流れに乗るダンスです。初めての人も経験者も、あらためてCIにある「動きの型(からだの使い方)」を確認するところから始めて、繰り返すことでひろがる動きを体験します。
▼各回のテーマ
4日:からだを転がる・接点を滑らす
5日:待つ・動かされる
6日:重心をあわせる/リフト